2014・ 5・ 4   東信方面の峠と佐久バルーンフェス、1日目

二越峠女沢峠新山峠金沢峠芝平峠富士見峠
富士見坂峠野辺山峠平沢峠信州峠      



峠巡りをするのに、「長野県と言うところはなんと素晴らしいところだろう!」と思う。

一つコースを設定すれば、そのコース近辺には一日では巡りきれないほどの峠を見つけることが出来る、まさに峠の宝庫なのだ。



ゴールデンウィークには、もう何年も続けて見に行っているイベントが有ります、「佐久バルーンフェスティバル」今年も行くぞ〜!!と思いつつも、他に用事も有り今年は1泊2日の日程が精一杯、峠巡りもしたいし・・・

じゃぁ!ってんで、佐久までの往復に峠を巡りながら行って来ようとコースの計画を立ててみると、その行程には峠があるはあるは・・・

どうしても欲張ってしまうのが自分の悪い癖、巡りきれないと分かっていながらも、沢山の峠をピックアップしてしまった。



5月4日5日、二日間のバルーンフェス観戦と峠巡りは好天の下に始まりました。

今回は佐久のバルーンフェスティバル会場の駐車場で車中泊キャンプで夜を過ごす予定なので、B23で出撃です。



初日最初の峠、“二越峠”を目指して県道15号線から広域農道フルーツラインへとコースを取り、左手に雪をいただいた中央アルプスを見ながら北上します。

飯島町で天竜川を東側に渡ると、県道18号で駒ヶ根へそして県道49号で分杭峠方面へと進みます。



中沢地区で市道へと左折しますが、二越峠は小さな峠で看板等もほとんどありません、県道49号線に有る上の写真の小さな看板だけが目印です。

ここを左折して、道なりに進めば二越峠へ到着できます。



二越峠(ふたこしとうげ) 標高979m 駒ケ根市道   駒ヶ根市中沢地区

駒ヶ根市の中沢地区から県道210号線へ接続する市道にある峠、歴史は分からないが燐地区へつながる農村部の小さな峠だったようである



里山にひっそりと有る小さな峠で、峠までの勾配はさほど無く距離も短いが狭路である、峠近くまで耕作地が出来ている。




駒ケ根市の中沢地区、この近くの峠と言えばなんといってもパワースポットブームで有名になった分杭峠なのですが、今回はB23で来た事もあって、分杭峠は又後日と言う事で、今回はダート林道上に有る女沢峠を目指す事にしました。

二越峠の市道から県道210号へ接続して、駒ヶ根カントリー方面へ上って行くと、林道新山線に入ることが出来ます、林道新山線を上って行くと、林道女沢線の起点に到着

以前林道巡りをしていたので、何の迷いも無くこの辺りを走る事が出来ますが、知らないとなかなか難しいかもしれませんね。



女沢線の起点には「工事中につき通り抜けで来ません」の看板が有りましたがバリケードは無かったので、とりあえず行ける所までは行ってみようと女沢峠を目指します。



女沢峠(おなさわとうげ)   標高1290m  林道女沢線   駒ケ根市/伊那市

駒ケ根市と伊那市長谷の境に位置する峠で、駒ヶ根カントリーから伊那市長谷の美和ダムの上部へと抜けられる林道女沢線の途中に位置する。

交通はほとんど無い様で、山菜取りの地元住民や観光客、林業関係者が通行する程度と思われる。



駒ケ根側も伊那側も勾配はかなり有り、駒ケ根側は舗装されているが、女沢川沿いに伸びる伊那側は未舗装で、どちらも狭路である。





どうやら林道女沢線の起点に有った看板通りで、長谷の美和ダムへと抜ける事は出来そうもないのでここで引き返し、すぐ近くに有る新山峠へ向かう事にしました。



先ほどの分岐点まで戻ると、登ってきた林道新山線を先に進みます、わずかな距離で新山峠へ到着することが出来ました。



新山峠(にいやまとうげ)   標高1285m  林道新山線   駒ケ根市/伊那市

天竜川東側で駒ヶ根市と伊那市の境に位置する高烏谷山の尾根の南東に位置する峠で、高烏谷山頂を経て富県地区方面へ続く道と、新山地区へ下っていく道、駒ケ根の中沢地区へ続く道の三叉路となっている。



高烏谷山の山頂近くの峠で、それぞれの道路とも勾配はきつく狭路である。



峠の脇に地蔵尊が祀られている。

物資運搬の為の街道の峠ではなく、高烏谷山が信仰の山である事から、参道の峠だと思われる。





新山峠から高烏谷山の山頂横を抜けて富県地区方面へ下る事にしました、途中の展望の開けた場所からは、なかなかの景色がが見られました、いい天気で良かった。



この近くの陣馬形山は、山頂にキャンプ場が整備され、伊那谷や中央アルプスの展望が素晴らしく、観光客やツーリングライダーにはとても人気の所でシーズンには大変賑わうところなのですが、この高烏谷山も陣馬形山ほど整備は整っていないものの、山頂はキャンプ場になっていて、陣馬形山と同等の景色が眺められる所なんです、キャンプツーリングには穴場なんですよ。



高烏谷山から少し下ると、“つが平”と言うところがあります、神社が有り小さな広場が整備されていて、眺めが素晴らしい、ちょっといっぷくさせて戴きました。



さてさて、初日は巡る峠が目白押し、次の峠を目指しましょう、近距離に幾つもの峠が点在しているので、峠から峠への移動時間はさほどかかりません。

高烏谷山を下ると高遠へ出てR152号に乗ります、伊那の藤沢地区から県道490号に入って千代田湖を目指します



千代田湖もキャンプ場が整備されていて、なかなかいい雰囲気の所です。

この千代田湖の少し先が次の峠、金沢峠です。



金沢峠(かなざわとうげ)   標高1315m   林道千代田湖枯木線  伊那市/茅野市

伊那谷と甲州街道(現国道20号)を結ぶ幾つもの峠の一つで、本来の街道はほとんど無くなっている、現在は林道千代田湖枯木線の、林道猿ヶ入線の起点付近に位置しているが、本来の峠はここから茅野市金沢側へ僅かに行ったところである。



本来の街道は車では通行できない事から、林道千代田湖枯木線でアクセスしなければならないが、看板等に注意していないと、峠とは気付かずに通り過ぎてしまう。





金沢峠から、林道猿ヶ入線で茅野市に出ることが出来るのですが、林道猿ヶ入線は林道金沢線に繋がっているので、その金沢線の起点となっている芝平峠へと、林道千代田湖枯木線を先に進みます・・・・って文章にすると林道ばっかで訳分からんですね。



とりあえず金沢峠から入笠山方面に進むとすぐに芝平峠に着きます。

芝平峠(しびらとうげ)   標高1447m  林道千代田湖枯木線・林道金沢線   伊那市/茅野市


伊那谷と甲州街道(現国道20号)を結ぶ幾つもの峠の一つで、現在は廃村となってしまった伊那市の芝平地区と茅野市金沢地区を結ぶ未舗装の林道の途中に位置し、林道千代田湖枯木線と林道金沢線の分岐点に位置している。



伊那市側はさほど勾配は無いが、茅野市側の勾配は多少きつい、未舗装部分を含み狭路で道路事情は良くない。




芝平峠の伊那市側は芝平との間で砂防ダムの大規模工事が行われている様です、通行止めはされていないみたいですが通行には注意がいりそうですね。

芝平峠からはダートの林道金沢線で、国道20号線目指して下って行きます。



途中で、先ほどの金沢峠から下って来た林道猿ヶ入線と合流します。



ゴールデンウィーク中という事もあって、幾台も4輪駆動車やオフロードバイクと出会いました。

林道としては比較的交通量も多く、整備されたダートが続いています。



茅野市の金沢地区青柳でR20号線に出ると、甲府方面に向かいます。

ほどなく富士見峠に到着です。


富士見峠(ふじみとうげ)  標高951m  国道20号線  富士見町


国道20号線が、旧道(甲州街道)のバイパスとして出来た時に名付けられた峠の様である



国道20号の峠と言う事もあり、交通量は非常に多く道路事情も良い、峠の前後とも勾配はさほど無く緩やかである。

峠は交差点となり、信号名が富士見峠となっているので分かりやすい。


 



富士見峠と言う名の峠は、富士山の周辺に沢山あるみたいです、“富士見峠”巡りをして、それぞれの峠から見える富士山を写真に収めるのも楽しそう・・・そんなことを思ってしまいました。



さて旧道にある富士見坂峠に行ってみましょう、富士見峠の交差点を南方向へ500mほど進むと旧道との交差点に着きます。


富士見坂峠(ふじみざかとうげ)  標高961m   旧甲州街道   富士見町


入笠山の山麗にある峠で、八ヶ岳連峰の裾野と赤石連峰の甲斐駒ケ岳の間に霊峰富士山が見える事からこの峠名が付いた



峠近くの原の茶屋の集落には、今だにかつての面影を残す町並みが残っている



面影を残す街並の外れには道祖神も祀られている





富士見町に有る二つの峠を訪ねた後、R20から小淵沢で八ヶ岳高原ラインに入ります。

八ヶ岳高原ライン・・・山梨の県道11号は気持ちの良い快走路です、眺望の良い幾つもの牧場を左右に眺め、ドライブを楽しみながら清里を抜けて次の峠へ向かいます、でもやっぱりこの道路はバイクで走りたい!。

清里の先で、R141へ乗り再び長野県に入り、次の峠“野辺山峠”へ。



野辺山峠(のべやまとうげ)   標高1375m   国道141号線 JR小海線   南牧村


峠と言うにはあまりにも平坦なところで、JR鉄道最高地点の辺りの事を言う様である。

野辺山峠の名称は新しく歴史は無い様である



この辺りが分水嶺となり、JRの鉄道最高地点である事から、野辺山峠と言われるようになったらしい、JRの鉄道の峠ともいえよう。





野辺山高原は、ゴールデンウィークと言う事もあって、沢山の観光客でにぎわっていました。

まだ春浅い野辺山高原、少し肌寒い風が心地良いひと時でした。



さて、すぐ近くにある平沢峠へ移動する事にしましょう。



平沢峠(ひらさわとうげ)  標高1450m    南牧村村道    南牧村


甲州街道と佐久平を結ぶ峠の一つだが、高原の高台にあり峠と言うには平坦な場所である。



現在は観光地として人気の場所で、駐車場も整備されている



峠から南へ100m程の所に、佐久の武将“平賀源心”の胴塚があり、祀られている。



平沢峠からは八ヶ岳の素晴らしい眺望を望むことが出来ました。

峠と言うと「眺めが良い!」そんなイメージも有りますが、たいていの峠は山脈の一番低い部分“鞍部”に有る事が多いので、意外と景色は良くないんです、でもこの平沢峠は広い高原の高台と言った様な場所で、素晴らしい景色が見られました。



平沢峠は飯盛山への登山口になっているからでしょうか、峠に整備された駐車場も満杯で、入りきれない車がずらりと道路の端に停められています。

お年寄りから小さな子供まで、トレッキングスタイルの人たちが沢山歩いていました。

ここで少しのんびりしようと思っていたのですが、あまりに沢山の人で賑わっていたので早々に退散、次の峠に向かう事にしました。

JRの八ヶ岳高原線沿いに川上村に入り、県道106号線に接続すれば信州峠はすぐそこです。、



川上村は高原野菜の村、広大な耕作地はレタスの植え付けの季節を迎え、大きなトラクターが忙しく動いていました。



信州峠へと延びる快走路、とても峠道とは思えません、道路の周囲には広大な農地が広がっています。



信州峠(しんしゅうとうげ)   標高1464m   長野県道106号線  川上村/山梨県 北杜市


長野と山梨の県境の峠、山梨県北杜市須玉地区と長野県川上村の境に位置する峠

甲府盆地と川上村を経て佐久平を結ぶ峠の一つである



川上村側はなだらかな勾配で峠へと登って行く、峠近くまで耕作地が広がり道路状況はいい、須玉側の勾配はきつく狭路であるが道路状況はさほど悪くない。





信州峠には峠名を記した看板等が見当たりませんでした、近くを探し回っていると、やっと小さな“信州峠”の名を見つけました、トレッキング用の小さな案内板・・・しかも( )の中に!



信州峠は、長野県の川上村側からはなだらかな勾配で僅かに登るだけなのに対して、山梨県の須玉川の勾配はきつく距離も長い、川上村の標高の高さが窺われますね、村役場の標高が1200m近いと言うから納得です。


時間を見ればまだ少々余裕があるので、そのまま山梨に入り、林道を走り繋いで大弛峠を経て再び長野県入りする事にしました。

しかし結果としてこのもくろみは失敗に終わるのですが・・・



この奇岩が特徴的な瑞牆山を横目に林道を走り繋ぎますが、幾本もの林道がいりくんでいて、走っているうちに訳分からん事になって来ました。

迷子になってしもた〜〜!!



過保護なカーブミラーが沢山あります!・・・ってそんなこと言ってる場合じゃないんですが・・・

ナビを見ても、真っ白な道路の無いところを走っているし・・・


大弛峠はどっちだ〜〜!



迷子の途中で山梨の峠に出会いました。



木賊峠(とくさとうげ)   標高1669m   林道大野山線   山梨県北杜市/甲府市

木賊峠の横の展望台からは富士山が綺麗に見える。






観音峠(かんのんとうげ)   標高1373m   林道大野山線   山梨県北杜市/甲斐市







あちこち迷ってやっとたどり着いた大弛峠へと続く林道川上牧丘線の入り口、そこには「柳平までは行けます」の表示が・・・・大弛峠はまだ冬季閉鎖!!



・・・がっくし・・・!



やっぱりちゃんと下調べしてこないとですね。

Uターンして再び迷いながら、林道を信州峠へ戻ります。



ここで初日の林道巡りはタイムアップ、急いで佐久のバルーンフェスティバル会場へ向かわないと、夜のイベントである夜間係留“バルーンイリュージョン”に間に合いません。





バルーンフェスティバルと林道巡り二日目に  つづく・・・!

 
 


Site Top   section Top   戻る