2014・ 7・ 21  梅雨明け間近、東信方面の峠巡りと車中泊キャンプ   二日目

笠取峠武石峠三才山峠保福寺峠



いや〜!  すみません!

もう弁解も言い訳も致しません、レポートが遅くなり申し訳ありません・・・!

まぁ、このレポートを待ってる方が居るわけではないと思いますんで謝る事も無いとは思いますが、自分を戒める意味も込めて・・・!





さてさて、1日目の峠巡りを終えたその後からですね!

田口峠から県道93号線で佐久市まで下ると、キャンプ予定地の有る佐久穂へ向かいます。

今回キャンプする場所はキャンプ場ではないので詳しい場所は明記しませんが、駐車場やトイレ、東屋、流しなど整備がされた場所です。

キャンプ禁止などの立て看板は有りませんが、キャンプ場ではないので小密かに???キャンプ開始です。




時間も午後5時を回っていたので、早速晩飯の調理開始! ノンアルですがグビグビやりながら・・・へへ!

今夜のメニューはビーフシチューと野菜サラダ





チョット摘むのに枝豆は良いですね。



実はテントを張る予定で持参はして来ていたのですが、ここへ来るまでの二度のゲリラ豪雨に心が折れ、楽ちんな車中泊で済ませる事に作戦変更!



まずますの出来だったビーフシチューを戴く頃には辺りはすっかり暗闇となっていました。



これだけの設備が整っていても、三連休の中日だというのに自分以外には誰も居ません、もう最高!



キャンプ場じゃないですからね・・・!





晩飯が済めば持参した焚火台と薪で、炎を眺めながらの癒しタイム・・・がっ!

この日三度目のゲリラの襲撃、雷鳴も轟いちゃったりして、癒しタイムどころではありません。

東屋の下なので被害はありませんでしたが、かなりの豪雨でした。



持参した薪も底をついたのでB23の中へ、一日運転して疲れたのですぐに眠りに落ちました、B23の中は快適です。





深夜3時過ぎ、トイレに起きだし空を見上げれば満天の星ぞらになっていました。

周囲に明かりがほとんど無いので肉眼でミルキーウェイもはっきり見ることが出来ましたよ。






翌朝は先だって購入したウッドストーブとアルコール固形燃料でご飯を炊いて、昨夜の残り僅かのビーフシチューとお味噌汁にお漬物、そして食後のコーヒー!



いいですね〜〜!



あっ!そうそう、ご飯は2合炊いたんですが、固形燃料一つではご飯に芯がチョット残っちゃいました、1合〜1.5合程度ならいけそうですネ。



さて、ご飯の残りはおにぎりにして、二日目の峠巡りに出発です。



R141で佐久市に入り、R142の中山道へと進路をとります。





中山道で立科町へと入ると、笠取峠の松並木が見えてきます。

樹齢200年〜300年の見事な松の並木です。

遊歩道が整備されているので、カメラ片手にのんびり歩いて散策してきました。




近年、自動車の激増による排気ガスの影響で、多くの松が枯れ始めているとの事、見事な松並木の一方で切られた松の株が痛々しい光景も見られます。



笠取峠(かさとりとうげ)    標高887m    国道142号線    長和町/立科町


立科町と長和町の境に位置し、国道142号線 中山道の峠である



歴史のある中山道の峠で、現在も国道として道路の整備状況も歩良く、交通量も多い




旧中山道の小道も国道脇に残っている




笠取峠より立科町側に1qほどの所に、長野県の天然記念物に指定され、現在も保護されている松並木がある

慶長九年(1604)に幕府の命により、諸街道の改修、一里塚の設置とともに街道に樹木を植えさせて並木をつくらせた政策の並木である



笠取峠には一休みするような場所も無かったので、一通り写真を撮り終えると次の峠に向かいます

次に目指す武石峠のある美ヶ原方面へ、R152、県道62と走り繋ぎます。




旧武石村の県道62号線は、少々舗装が荒れたところは有るものの、走っていてかなり気持ちのいい快走路、ツーリングを楽しむバイクにも数多く出会いました。




県道62号線沿いには牧場も、牛がのんびり草を食んでいました。


武石峠へと登るにつれ、道路は狭くなっていきますが、そのまま県道62号を進めば峠へとたどり着く事が出来ます。



武石峠(たけしとうげ)   標高1821m       県道62号線      上田市/松本市


上田市と松本市の境、県道62号線と美ヶ原スカイライン(美ヶ原林道)が交差する三叉路に位置する峠である。



上田市側の道路は狭路で勾配もきつい、美ヶ原スカイライン(美ヶ原林道)方面は勾配はきついものの二車線の道路が整備されている。

美ヶ原方面へ続く県道62号線は、登りとなっているので、確認し辛い峠である



美ヶ原へと通じる道路なので、狭路でありながら比較的交通量は多い、特に観光シーズンは走行に注意が必要である。

交差点の僅か先、笹藪の中にひっそりと朽ちた峠名の石標が確認できる。





上田市側から武石峠を目指して登って行くと、武石峠の1qほど手前に、県道464号線の起点となる交差点が有リます。

バリケードが置かれ、全面通行止めの看板が出て、県道464号線方面へは侵入は出来なくなっている交差点なのですが、実はここを武石峠と表示している地図が沢山有るのです。



マップルも、ネットのGoogle・Yahoo・Mapionなどの地図サービスも、自分が見る限りすべての地図がここを武石峠と表示しています。

これで自分もかなり混乱してしまったのですが、この後に峠がどちらの三叉路なのかハッキリできるんですがね。

この三叉路を進入禁止の県道464号線へと入って行くと、次に目指す“三才山峠”へと通じる蝶ヶ原林道の起点へとたどり着けるのですが・・・。



さて本来の武石峠から、美ヶ原スカイライン(美ヶ原林道)を美鈴湖方面へと下って行きます。



峠から少し下ったカーブに、武石峠の茶屋跡が整備されていました、清水も湧き出ていて汲みに来られる人もいるみたいです。

この茶屋跡からしても、武石峠が美ヶ原スカイライン(美ヶ原林道)との交差点であることはハッキリします、なぜ地図が間違ってしまったのか・・・基本となる地図が違っていた為でしょうが・・・!



美ヶ原スカイライン(美ヶ原林道)を下って来ると、見晴らしの効くところより、蝶ヶ原林道や烏帽子岩が見えます。



写真の左端辺りが三才山峠になりますね、通行止めが残念です。





更に下ると美鈴湖です、多くの釣り人でにぎわっていました。



蝶ヶ原林道が通行止めで、本来の三才山峠へは行けそうもないので、現在の三才山峠とも言える三才山トンネルを目指す事にしましょう。



三才山峠(みさやまとうげ)   標高1080m       国道254号線      上田市/松本市

現在交通の主要は国道254号線の三才山トンネルとなっており、現在の三才山峠はこの三才山トンネルと言えるであろう。

上田市と松本市の境に位置する峠で、江戸時代より松本盆地と中山道を結び江戸へ通じる最短ルートの峠であった。

本来の旧道の三才山峠は、三才山トンネルの上部に位置し、標高1528m、山脈の尾根を走る林道蝶ヶ原線を使って辿り着く事が出来る、旧道はすでに廃道となり確認も出来ない様である。



国道254号線の三才山トンネルは、現在有料区間となっており、上田市側も松本市側も道路は整備され勾配も緩やかで、交通量も非常に多い。





三才山トンネルを抜けると、鹿教湯温泉から県道12号線で青木村へ入り、次に目指す峠“保福寺峠”を目指す事にしました。

ところがこの県道12号線、青木村堺の辺りで工事により通行止め、これはまた塩田平経由で大回りしないといけないかな〜と思いながら、通行止めの看板をよ〜く見ると、12時〜13時は通行可能とあるではありませんか、工事が昼食の休憩で止まるからでしょうね。



B23の時計を覗きこむと11時を少し回ったところ、ここは待った方が得策の様です。



鹿教湯温泉のコンビニで惣菜を買い込んで工事現場手前まで行き、今朝炊いて握って来た、朝食の残りご飯のおにぎりと惣菜で、通行可の時間まで昼食タイムにすることにしました。



12時少し前に通行可能になったので、青木村で県道181号線へと入り、まるで林道の様な県道を保福寺峠へと登って行きました。



保福寺峠(ほふくじとうげ)   標高1345m       県道181号線      上田市/松本市


上田市と松本市の境に位置し、青木村との境も近い東山道の歴史のある名峠である。



峠へと続く上田市側の道路のほとんどは、青木村の村内を走っているが、狭路で勾配も有り道路もかなり荒れている、走行には注意が必要である。



松本市側の道路は、上田市側の道路よりは整備されており走りやすいが、狭路で勾配も有る。

峠には小公園が整備されている。






東山道の古い峠を物語るように、峠には大きな馬頭観音や、万葉歌碑が立てられていました。




保福寺峠はあのウォルターウェストンが、初めて日本アルプスと出会った場所として、その碑もたてられています。

あちこち写真を撮りながら、カメラを持ってうろついていると、峠に居た軽トラックのおじさんに声をかけられました。



おじさんもカメラを持っています。

『ここ!ここ!』

そう言って指差すその先を見ると、そこにはアザミに群がる蝶の大群がいるではありませんか。



『アサギマダラだよ!』おじさんが教えてくれました。

蝶にはそれほど興味が無いので蝶の名前など知らない自分ですが、アサギマダラの名前だけは聞いた事が有りました。

さほど珍しい蝶ではないようですが、渡りをする蝶として有名で、TV番組などでもよく取り上げられますよね。

日本本土から九州、沖縄、果ては台湾辺りまで2000Km以上の旅をする蝶なのだそうです。



おじさんと一緒に写真を撮ったり、暫し話をしたりしてから、保福寺峠を後にしました。





保福寺峠のすぐ近くに蝶ヶ原林道の起点が有ります、こちらの入り口にも一般車の通行禁止の立て看板が有りました、ただバリケードは有りませんでしたが。





峠の松本市側の少し下に峠の茶屋跡が復元されて“一遍水”と言う清水が引き込まれています。



さてさて、今回の二日間の峠訪問もこの保福寺峠で終了です。

帰路に着く事にしましょう。





高速を使って帰って来ましたが、かなり込み合っていました、サービスエリアも満杯です。



九つの峠巡りとソロキャンプ、楽しい二日間でした。



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